設備紹介 | むらまつ歯科クリニック芦屋市

「歯削る機器、5割使い回し」: これは2017年7月、読売新聞に掲載された記事のタイトルです。
歯科用タービンの使い回し問題は過去にも何度か新聞に掲載されており、目を通して不安に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？
歯科治療につきものの唾液や血液には、B型肝炎、C型肝炎、エイズ、その他感染症などの様々なウイルスが潜んでいます。当然、使用する器具が滅菌されていないと、院内感染を引き起こす原因に。
ではなぜ滅菌せず再使用する医院があるのか…それはコストの問題です。院内感染対策のためには滅菌機器への投資など経済的負担が大きくなります。

当院ではすべての患者様に 専用の滅菌済み器具を使用しています: 患者さんの安全を第一に考える当院では、様々な滅菌・洗浄機器を導入し、すべての患者さんに専用の滅菌済みの器具を使用しています。また、感染予防のためのマニュアルを構築し、誰が行っても高いレベルでの滅菌ができるよう体制を整えるなど、細心の注意を払った衛生管理に取り組んでおりますので、どうぞご安心ください。
患者さん毎、診療毎に洗浄・消毒・滅菌の工程を繰り返し、個別に滅菌パックされた診療器具は使用直前に開封する徹底ぶり！

あらゆる菌を死滅させる
オートクレーブ（滅菌器）

お口の中の小さな歯が相手である歯科医療では、診療時には様々な診療器具を使用します。中が空洞の物、複雑な形状のものなど、その内部や細部にまで付着した細菌・ウイルスを、「消毒」や「殺菌」ではなく菌に対して最も厳しい対処である「滅菌」を徹底的に行える滅菌器を導入しています。

専用機器ならではの滅菌・メンテ
ハンドピース専用滅菌器

歯を削ったり磨く際に使用するハンドピース専用の洗浄・注油（メンテナンス）・滅菌器です。
専用機器ならではの構造・機能で、中が細い空洞だったり複雑な形のハンドピース内側のすみずみまで洗浄し、的確な注油メンテナンスを行い、さらには徹底した滅菌を可能にします。
手洗いでは不可能な汚れも除去
超音波洗浄器

手洗いでは届きにくい器具の内部や細部にまで付着した汚れ、手洗いでは除去しきれない汚れを、超音波によって徹底的に除去します。事前に汚れを落としておくことで、より効果的な滅菌にも貢献します。手洗いを回避することでスタッフへの感染リスクの軽減にもつながります。

空気中の浮遊粉塵を吸引
口腔外バキューム

歯を削る際には、目に見えないほどの細かな水や粉塵、有害な物質が飛び散っています。それが患者さんの顔にかかったり、吸い込まれることのないよう、すばやく強力に吸引します。
空気感染を防ぎ、診療空間を常にクリーンに保つことができます。
- 使用する診療器具は
  滅菌消毒を徹底
  
  使用後の器具の洗浄、消毒、滅菌を徹底し、滅菌パックに入れた状態のまま、無菌状態で衛生的に保管。使用する際は直前に開けるなど、極力感染リスクをなくすよう努めています。
- 細部にまで配慮
  使い捨て器具の活用
  
  エプロン、紙コップ、グローブはもちろん、麻酔液カートリッジ、注射器など、滅菌が行えないものに関してはすべて使い捨て器具（ディスポーザブル）を利用しています。
- 衛生管理に対する
  スタッフ教育
  
  患者様がチェアーに座られる前と、午前・午後の診療終了後には消毒液で診療台を清拭するほか、スタッフの手洗いやうがい、手指消毒など、基本を徹底し、院内感染防止対策は万全です。

「良い歯科医療」をご提供するためには、
様々な精密検査をもとにした的確な診断が必要不可欠です。
お口の中、歯茎、噛み合わせなどの状態を、視診をはじめ
レントゲンやデジタルカメラで撮影してしっかり把握することが大切なのです。
最初の状態を記録しておくことで、治療後にどう変わったのか
患者様ご自身の目で見ることもできます。

より的確な診断を可能にするために セファロ付き歯科用CT・X線システム: 当院ではレントゲンをデジタル化しており、これにより被曝線量を大幅に軽減しています。
撮影した写真を目の前のモニターで拡大してよりはっきり確認できます。これはあなたに自分のお口の状態をより深く知っていただくため、大変有効だと考えています。そのことで、これから始まる治療を十分に納得して受けて頂くことが出来ます。是非あなたも、あなたの大切なお口のレントゲン写真を見てみてください。

様々なケースに応じた撮影が可能です: 芦屋市の歯医者むらまつ歯科クリニックでは一般的なパノラマ撮影のほかに、スライス（輪切り）でより精密に診査確認できる「CT撮影」、多角的な観察が可能でインプラントの埋入シミュレーションも行える立体撮影、噛み合わせや顎全体の状態を把握できる「セファロ撮影」まで行えます。
治療全般での診断の精度が向上するのはもちろん、インプラントや外科的処置、矯正治療など、高度な歯科治療に大いに貢献します。

身体にやさしく、より詳しく
デンタルレントゲン・
スキャナ

口内の全ての歯や複数の歯を撮影する場合は前述したレントゲンによって撮影しますが、1歯や数本程度の限られた部位を撮影する場合はデンタルレントゲンを使用します。より限られた部位のためX線量が減少することはもちろん、座ったまま撮影でき、患者様の負担も軽減できます。

視野を拡大して精密な診断・診療
拡大鏡

肉眼では捉えきれない小さな亀裂や隙間も、視野を拡大することでしっかり確認できます。レントゲンでは見逃してしまうこともある初期のごく小さな虫歯を捉えたり、歯を削る量を極力抑えたり、詰め物や被せ物の装着をより繊細に行えるなど、診断時にも治療時にも貢献します。

「今痛い歯の説明」それももちろん大切です。
でも私が最も重要と考えるのは、お口の中全体、さらにいえば体の一部としてのお口、
その健康が今なぜ失われてしまったのか、そして今後どうすることで取り戻せるのか、
それを患者様と一緒に考えることです。
そのために当院では、お口の中専用のカメラによって
患者様ご自身の目でお口の中を見ていただいたり、
カウンセリング専用ソフトによって視覚的にわかりやすい説明を行っております。

専用ソフトでわかりやすい説明 カウンセリングソフト: 言葉だけの説明では、このままだとどうなるのか、どんな治療を行うのか、イメージしづらくわかりづらいですよね。当院では、患者様ご自身に納得ゆく治療プランを選択していただくためにも、説明＝カウンセリングには特に力を入れております。
専用のカウンセリングソフトによって、検査結果や虫歯や歯周病のリスク（なりやすさ）、今後の治療方針・治療計画などを、検査で撮影した写真も含め、イラストやグラフを使ってわかりやすくご説明しています。

ipadと資料プリントでより関心を！: カウンセリングソフトは、チェア前のモニターだけでなくipadでもご覧いただけますので、じっくりしっかり見たい方も安心です。
さらに、説明に使用した資料はプリントアウトしてお持ち帰りいただくこともできますので、今後の治療も患者様ご自身で確認しながら受診していただけます。
十分な治療の説明を受けたいあなた、自分のお口の中に興味津々のあなたに満足していただけると思います。

手鏡では見えない奥まで見える
口腔内CCDカメラ

ワイヤレスのペン型カメラで、お口の奥の方や歯の裏側なども簡単に撮影できます。特に１歯の拡大撮影が得意で、肉眼では見落としてしまう恐れもある小さな虫歯、その状態、微細なヒビなどをしっかり捉えることができ、患者様ご自身にも見ていただけるのでよく伝わります。

お口全体を記録・管理
口腔内写真用一眼レフカメラ

現在のお口・歯の状態をしっかり写真に収めることで、どこが問題か、どんな見た目をしているのかがわかるのはもちろん、治療やメインテナンスによってどれだけお口の状態が改善されたのかを実感していただけます。医院での経過観察・記録にもなり、あなたのお口の長期的な健康管理にも大いに役立ちます。

不快な症状をともなう全ての治療に麻酔を用い、治療中の痛みを取り除きます。
麻酔に対し恐怖心をお持ちの方も多いようですが、当院の麻酔注射は
特殊な表面麻酔と極細の注射針により、
最初の「チクッ」とした痛みもほとんどありません。
また、万が一に備えた安全のための設備や、リラックスして治療を
受けていただくための設備などを整え、
最後までできるだけ痛みなく、
快適に治療をお受けいただくための心配りを行っています。

コンピューター制御で安定・安心 電動麻酔注射器: 今までの歯科治療で、麻酔によりイヤな思いをしたことはありませんか？麻酔時の痛みは、手作業による圧力や注入スピードのムラなどが大きな原因となっています。
しかし電動の麻酔注射器なら、ゆっくりと時間をかけ、一定の力、一定のスピードで少しずつ麻酔液を注入でき、安定の麻酔注射を行うことができます。
麻酔が痛くて歯の治療が苦手な方の気持ちがわかるからこそ、芦屋市の歯医者むらまつ歯科クリニックでは電動麻酔注射器を導入しております。

チクッとした痛みをやわらげる
表面麻酔剤

針を刺す部位の表面に貼り付けるシール状の麻酔で、歯茎の一部分の感覚を麻痺させることで麻酔注射の針が刺さる瞬間の「チクッ」とした痛みを軽減させます。
つまり、「麻酔注射のための麻酔」です。

刺入時にかかる負荷を軽減
極細針の使用

注射針は、細ければ細いほど痛みを軽減できます。一般的に使用される針の太さは27ゲージ（0.4mm）か30ゲージ（0.3mm）が多いと言われています。しかし、緻密な設定が可能な電動の麻酔注射器による注射であれば、さらに細い33ゲージ（0.2mm）の針を使用することができます。

万が一の緊急時のために
AED

院内はもちろん医院近隣などで万が一の事態が起きた時のために、AEDを常備しています。一刻も早い処置が求められる中で、AEDの的確な判断・指示をもとに、研修をしっかりと受けたスタッフが迅速に対応できるよう、体制を整えております。

測定時の時間短縮・痛み軽減
生体モニタ

患者様一人ひとりの血圧レベルや体格、リアルタイムの心拍数などに合わせて、最も適した昇圧・減圧速度に調整。血管を圧迫する時間の短縮、目標に近づくにしたがって自動的に加圧を制御することで締め付け・不快感、測定時の痛みを軽減します。

治療中に楽しんでいただけるＴＶモニターをご用意！: 治療台の前には、テレビモニターが置かれています。これはCCDカメラでお口の中を写すためだけではありません。治療台に座るとかなり緊張します。そんなあなたが少しでもリラックス出来るよう、環境ビデオやDVDを御覧頂くことが出来ます。
治療中は少しの待ち時間でも長く感じます。
お待ち頂く間、あなたに少しでも退屈させない（本当は治療がスムーズに進むことの方が大切ですが）配慮も必要だと考えています。