こんにちは。
芦屋 むらまつ歯科クリニック 院長の村松崇稔です。
先日、矯正治療の導入のアドバイスという観点で、これから矯正を始めたいという歯科医師の先生がた向けに講演を行って来ました。東は茨城県から、西は大分の先生が参加していただき、熱心に聞いてくださり、講演後も様々な質問があり、矯正治療に対するニーズをひしひしと感じました。
私も、日々臨床で小児矯正から、フルブラケットの本格矯正治療まで手がけますが、矯正治療の予約がない日はないほど、矯正治療に対するご要望が多いです。学校検診に出かけても、虫歯の子達は随分少なくなりましたが、歯並びになんらかの問題を抱える子達はとても多いと感じます。
小児矯正の始めるいい時期は、前歯の乳歯が抜け、永久歯が上下に生えてくる6歳くらいが始めるいい時期です。特に下の前歯が生え出すと、ガタガタが目に見えて現れ始める子たちが多く、その頃に検査を受けていただくのがいいでしょう。ただ、受け口(反対咬合)の子はもっと早めの4歳ぐらいからの開始が望ましいです。
というのは、上の顎の発育成長は約10歳くらいに終わってしまうと言われています。それまでに歯が並ぶ顎の大きさを確保しないと、それ以上は大きくならないのです。そして10歳以降は、下の顎が大きくなっていきます。なので、受け口(反対咬合)の子達は早め早めに顎の大きさを確保する事がとても大事になってきます。同じく、ガタガタの歯並びが出始めた子たちも、遅くとも8歳くらいまでには、取り組んだ方が良いと思われます。
私自身が矯正治療経験者で、4本永久歯を抜いて矯正治療をしております。ガタガタの度合い大きかったからか、仕方なかったのかもしれませんが、小学校低学年から矯正治療に取り組んでおけば、もしかしたらという思いもあります。そのような訳で、小児矯正に対する思い入れも強く、クリニック全体でフォローできる体制を整え取り組んでいます。
どうぞ、ご関心のある方はhttps://www.muramatsu-dc.com/medical/kidsortho.html
もごらんください。
むらまつ歯科クリニック 村松崇稔
芦屋市福祉センター前
0797−26−1081