副院長の瀬川です
コロナウイルスの影響で色々変化のある日常ですがいかがお過ごしですか?
最近は子供と芦屋川で密を避けて楽しんでおります。
今日は歯周病についてお話しさせてください。
お口の中には歯が並んでおり、歯を支えている歯ぐきがあります。
歯ぐきは皮膚と同じで弾力があり傷ついても治りやすい組織です。
歯ぐきの中には骨があり歯を支えている部分になります。
この骨を歯槽骨と呼んでいます。
歯はこの歯槽骨の上にはまり込むような形でお口の中にあり、直接くっついているわけではなく歯根膜という繊維を返してくっついています。
この歯根膜はクッションの役目をしており、
噛む力を抑えて歯槽骨に直接力が掛からないようにできています。
歯はこれらの歯周組織と呼ばれる組織に支えられ噛めるようにできています。
しかしこの歯周組織に感染が起きてしまい
炎症を起こしてしまうと歯周病となってしまいます。
歯周炎とは歯槽骨が炎症を起こし溶けてしまう病気です。
一度炎症を起こし無くなってしまった歯槽骨は元に戻りづらく
早期に治療しないと回復しなくなります。
まず歯周病が発生していないかの歯周病の検査を行い
お口の環境をより把握する為にお口のカラー写真を撮影し、
現状を把握し原因を探ります
主な原因は歯ブラシの方法が間違っていたり、
喫煙、歯並びの影響、異常なかみ合わせなどがあります。
問題を把握し治療計画を建てて治療していく事が必要です。
また歯周病は一度発症すると完治することはなく進行を弱めて
共存していく事が治療のゴールで定期的なメンテナンスを行う事がとても大切です。
ご自身の歯で健康で輝く人生を送れるようにサポートいたします。
★医療法人社団むらまつ歯科クリニック★
電話0797-26-1081
芦屋市福祉センター斜め向かい