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はじめての離乳食③

モグモグ期(離乳食中期)について

こんにちは。むらまつ歯科クリニックの長谷川です。

今年も残すところあと数日となりました。

今回は、離乳食のモグモグ期(7〜8ヶ月ごろ)についてお伝えします。





モグモグ期ってなにができるの?

モグモグ期と呼ばれる離乳食の中期には、

・食べ物を取り込むときのあごの動きが安定してきて、一口でぱくりと取り込む

・舌の上下運動で食べ物を上あごに押しつけてつぶす

といったことを学んでいきます。 

この時期の赤ちゃんは、

左右対称にあごと頬・口角が動き、

モグモグしている様子が確認でき、

上下唇がしっかり閉じて薄く見えます。

食べさせ方のポイント

・食べ物を適当な一口の大きさにスプーンで赤ちゃんの口に運ぶ

⇨舌の前部に置く(舌でつぶしやすく、取り込みやすく)

⇨自分で取り込ませる

・2回食(午前、午後一回ずつ)

・炭水化物(ごはんなど)、たんぱく質(肉、魚など)、野菜の3つの食品グループからバランスよくそろえたい

・手の動きが活発になり始める
⇨乳児用スプーン・持ち手のあるコップを用意
⇨やりたい気持ちを満たす

・スプーンは、初期より少し大きめのものに替えてもOK

モグモグ期のレシピ

〜野菜と鶏のカラフル粥〜

<材料>

・鶏ミンチ・・・・10g

・パプリカ、にんじん、きゅうり・・・合わせて大さじ1

・ごはん・・・・大さじ2

・だし汁・・・・100ml





  1. にんじん、きゅうりは皮を剥き、茹でやすい大きさに切り柔らかく茹でる。パプリカは種を取り、茹でてから薄皮をむく。
  2. 野菜をみじん切りにする。
  3. だし汁に鶏ミンチ、ごはん、野菜を加え弱火で煮て完成!

だしの効果

・赤ちゃんに最初に与えるものが味覚形成に大きく影響するため、油ではなく、だしのきいた和食を中心とした薄味を教えることは大切です💕

・だしをきかせることで、薄味の味気なさをカバーし、旬の食材そのものの味を経験させることができます。

・また、大人の半分程度の味付けにすることで、素材の味を学び、野菜嫌いの軽減にもつながります♪

離乳食とお口の機能の関係

ゴックン期(離乳食初期)について

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