こんにちは。
芦屋市呉川町むらまつ歯科クリニックの管理栄養士、長谷川です。
本日はよく噛むことの良さについてお話したいと思います。
現代の食事は、柔らかいものを好む傾向にあり、それに伴い、顎の成長不足が見られるお子さんが増加しています。
顎の成長不足は、歯並びはもちろん、口がポカンと開いて鼻呼吸ができない、その結果口臭や病気になりやすいなどの問題を起こしかねません。
大人であっても、口臭の予防のために意識して鼻呼吸をすることは有効ですが、子どもの頃から習慣づいていればより楽に過ごすことができるかもしれません。
早いうちから正しい姿勢や呼吸の仕方、味覚を身につけることは、将来の生活習慣病の予防にも繋がります!
当院の矯正では、見た目の改善だけではなく、そういった機能面の回復にも着目し、皆様のより長期にわたる健康をサポートしたいと考えております。
噛むことの第一歩であり、お口と身体と心のダイナミックな成長を遂げる「授乳から離乳食」の時期は、噛む子を育む上で特に大切です。
大人と同じ硬さのご飯を食べるのは硬さはいつから?
食べ物の硬さと歯の生えるタイミングというのは関係が大きく、歯科では第一乳臼歯(前から4番目の乳歯)が生えたら大人と同じものをしっかり噛むことができると考えています。逆に言うと、それまでは大人と同じようには食べることができず、丸呑みしてしまっている可能性があるのです😳
さらにこの時期(約2歳まで)で食べてきたものが味覚形成に大きく関わってきます。ですので、この時期に砂糖が入っているものをたくさん食べたら、味の濃いものを食べてしまうと、そういったものが好きなお子さんに育ってしまいます。むし歯や、将来の生活習慣を予防していくためにも、3歳まではできるだけ砂糖の入っているものを控えることをおすすめしています😌
当院では、こういった離乳食等に関する歯科目線のアドバイスもさせていただいています。ご興味がございましたら、ぜひ一度お声がけください♪
芦屋保険センター前
医療法人社団むらまつ歯科クリニック